若年期の妻に対する制限

会社員の夫が死亡した場合に、残された遺族に支給されるのが遺族年金です。

その遺族年金の制度は、平成19年4月から改定されました。基本的に、遺族基礎年金が受け取れるのは、亡くなった人によって生計を保たれていた「子のある妻」もしくは「子」となっていますので、死亡時点で、子どものいない妻の場合はもらえません。ですが、「子のある妻」といっても、その場合の「子」とは18歳未満の子どもを指しますので、高校卒業年度の終了時には、遺族基礎年金はもらえなくなります。改正後も遺族基礎年金は18歳までの子どもがいることという条件は変わりません。

もうひとつの遺族厚生年金は、これまでは子どもがいるいないにかかわらず、再婚しない限り一生涯受け取れました。ですが今回の改定により、遺族への厚生年金の方が変わりました。30歳未満の妻で、子供がいない場合には、遺族への厚生年金は5年間しか受け取ることができなくなりました。子供がいない妻は、もともと遺族基礎年金を受けとれませんので、この改正によって、5年後まったく受け取る年金がなくなってしまうことになります。同じく子供がいない妻でも30歳になっていれば、これまで通り遺族への厚生年金は、原則一生涯受け取れます。

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