遺族厚生年金と遺族基礎年金の年金額の違い

公的年金の被保険者が死亡したときなどには、その人に生計を維持されていた一定範囲の遺族は年金の給付を受けることができます。このうち、遺族基礎年金は国民年金の、遺族厚生年金は厚生年金の給付ですが、支給される対象者や要件がそれぞれ異なっているほか、支給される年金額についても違いがあります。

平成26年時点において、遺族基礎年金の支給額は、778,500円に子の加算額を加えた金額となります。子の加算額は、第2子までは各224,000円、第3子以降は各74,600円です。ただし、配偶者ではなく子が遺族基礎年金を受給する場合には、加算は第2子以降についてのみ行われ、1人あたりの金額も合計額を子の数で割ったものになります。

一方、遺族厚生年金は、遺族基礎年金のような定額支給ではなく、原則として老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3にあたる金額が支給されます。ただし、その3分の2の額と配偶者自身の老齢厚生年金の2分の1の額を合計して得られた金額のほうが多い場合には、その多い方の金額が支給されます。なお、被保険者死亡の際に生計を同じくしていた中高齢の子のない妻などには、別に583,900円の加算があります。

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